あえるひろしま

偶然だけど必然|Report あえるひろしま#01 西村京子・しまのぱんsouda!

偶然だけど必然|Report あえるひろしま#01 西村京子・しまのぱんsouda!

あえるひろしま#01、@そらさやキッチンでの初開催でした。

今回からは学生さんもぜひ参加をということもあり、出身、年齢、職業 etc 多様な人が集まりました。

遠くは山梨や大阪から来た人も。

始まる前の、あちらこちらの立ち話では

「初めまして」

「今日は大学から来たんです」

「また会いましたね」

「このどんぐり食べられるんですよ。あ、皮は食べたらダメです」

「え!美味しい!」

と、緊張した雰囲気と和んだ雰囲気が織り混ざっていました。

そんな中、今回は江田島しまのぱんsouda!の西村京子さんに語っていただきました。

元々「地域を元気にしたい!」との思いをもち、広島のケーブルテレビ局「ちゅぴCOM」に勤め、番組制作に携わっていた西村さん。

しかし、沖縄旅行で感じた島暮らしの魅力や、「ブーランジェリー・ドリアン deRien – 捨てないパン屋」さんとの出会いの衝撃から、次第に「島暮らしがしたい」「パンをつくりたい、焼きたての幸せな匂いを毎日かぎたい」との思いが抑えられなくなったそうです。

時期同じく出会った江田島市地域おこし協力隊の話に「島暮らしができる!」と募集。晴れて任命され充実した日々を送るも、パン屋としての起業準備は何一つできなかったとのこと。

そして協力隊卒業後、パン屋の修行を経て、無事、江田島でしまのぱんsouda!を開店。

今は島の食材を使ったパンで、地域の人、生産者と消費者、市内市外、世代を超えた方のつながるきっかけを作れていると笑顔で語ってくれる西村さん。

振り返ってみると、一見パン屋の起業には繋がらないと思われた江田島での活動や出会いが今を形作っているとのことでした。

西村さんの話を聞いて私の頭に浮かんだ言葉は

「偶然だけど必然」

何かに導かれるように、あえて運命が回り道をさせたかのようにも取れる、しまのぱんsouda!誕生へのストーリー。

もちろん西村さんが行動したから、色んなことを繋げていったからと言えばそうなんですが、それだけではない何かを感じずにはいられませんでした。

その思いがストンと落ちたのは、

西村さんが「皆さんに是非紹介したいラジオ放送での言葉があるけれど、私が読み上げると泣いちゃうので、音声を流しますね」と紹介してくれた、その言葉でした。

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僕も、あなたも、とても大切な存在です。

どんなに科学が進歩しても

あなたをつくることはできない。

あなたの代わりはどこにもいない。

100万円出しても

100億円出しても

いくらお金を払っても

あなたの命は

かけがえのないたった一つのもの

食べ物とは

その大切な大切なあなたの体を創ったり動かしたりするための、体への供物

それはパンを買うお客さんも皆同じ。

たった一つの大切な命と体。

そう思ってパンを焼くのです。

そうすれば、きっと神様は

あなたをパン屋と認めてくれて

パンを売って幸せに暮らせるようになるでしょう。

でも、もしあなたが、

自分やお客さんの大切なことを忘れて、パンを作り始めたら、

神様はあなたからパン屋を奪うでしょう。

世界はシンプル。

パン屋もシンプル。

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この言葉を聞いて「そうか、西村さんは回り道ではなく、パン屋として認められる必要な道を歩いたんだ」と勝手に納得。

そんな西村さんの周りに集い、西村さんのパンを食べながら、話と思いを交わす本日の参加者の皆さん。

「寝食忘れるほど好きなことを見つけるにはどうしたら良いのか?」

「自分はこれがやりたい」

「毎日、毎年変化する。じゃないと人生面白くない」

「大学生として、色んな大人の生き方に触れたい」

「こんな商品つくったら面白いんじゃないか」

「大変な時期こそ、大切な時間だったりする。」

「一緒にこれやりましょうよ」

と、この場から何かが生まれていきそうな、それぞれが次に踏み出す手掛かりを得られたような時間でした。

私はその光景を見て、本日の皆さんの出会いもまた、「偶然だけど必然」になっていくんだろうなと感じました。

そんな、そらさやキッチンでの秋の夜。

今回も「あえる」ひろしまでした。

wrote:川口健史 photo:土井真樹

 

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