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このたびの「平成30年7月豪雨」について

このたびの豪雨災害によりお亡くなりになった方々にご冥福をお祈り申し上げるとともに、被災されたみなさまに心からお見舞い申し上げます。
これだけの広範囲に渡る被害、さらにこの暑さの中での復旧に向けてのみなさんの活動、現地の状況に思いを馳せると苦しくなりますが、nextひろしまとしましても、みなさんと同じくできることから取り組みをしていきたいと思います。
7月6日の夜は広島におり、これまでにない携帯の警報により尋常でない状況だと思いつつも、これほどまでのことになるとは思っておりませんでした。広島にいて、時間を追うごとに明らかになってくる被害状況。けれどむやみに動くことのできない状況に悶々としましたし、多くの方もそうであったのではないかと思います。
今後長くかかる復旧・復興に向けて、そして混乱により支援したい方と支援される方とのミスマッチが起こらないように、現場としてどういうサポートがあるといいのかを伺いに「広島8.20豪雨災害」で安佐北区の災害ボランティアセンターに入られていた安彦 恵里香さんに(現在、安芸区の災害ボランティアセンターに入っている)お話を伺ってきました。

結論として、遠くからできる支援は、支援物資を送るかお金の支援とのこと。それらも行うには配慮が必要とのことでした。

みなさん個人のレベルで、繋がりのあるエリアなど、まずは顔の見える地域をサポートできると良さそうです。
【支援物資】
送り先の避難所の体制が整っている場合に限るとのことで、物資を仕分けできる人がいるかどうかも大切だそうです。支援物資の送り先は、code for Hiroshimaで被害地域それぞれのタイムリーな情報を共有する場があるのでそれを活用して先方の避難所に問い合わせて行うと良いそうです。

ただ、今回の災害は広域でありつつ、被害を受けてない地域である程度物資を購入できることから、遠方から物資を送るより、寄付での支援で現場で今まさに必要なものを購入してもらって、被災地を支援するのが良さそうという声もあります。

【お金の支援】
お金の支援は、基本3つに分かれるそうです。
①災害ボランティアセンターに支援|赤い羽根(ここは基本泥かき等に使われる)
②面で支援する団体に直接寄付する|オープンジャパンYUIRQなど(団体の直接的なポンプになる)
③被災者に届ける義援金|広島県など赤十字を通じて(本人に直接送るのが一番いい。赤十字などだと整理したりするのに時間が取られ被災者に届くのが先になる。)
という3パターンです。
さらに、被災された自治体にふるさと納税で直接寄付するのもできますね。被災された自治体に代わって寄附を受け付ける自治体へ寄附をするという代理での寄付というのもあって被災地への配慮がある取り組みもあります。広島県への寄付を鳥取県や千葉県南房総市が代理で行ってくださっていたりします。代理寄付
みなさんもどう支援したいかを考えて選んで行うと良いと思います。
【現地ボランティア】
個人的には毎月広島に帰るので、今後時間を作って現地にボランティア活動にも入りたいと思っています。
また、安彦さんが8.20をやっていて感じたとおっしゃっていたのが、ボランティアをする人のための義援金が足りないとのこと。『やはり必要なのは現場に張り付いて中長期にその場で支援活動してくれる人材。そういう人の交通費だとか宿泊費だとかを持ってもらえれると現場に人手が増えてありがたい』とのことでした。

1ヶ月とか現地にいける

という方がいらっしゃればどうにかしてサポートできるような体制を作ることも個人的に思っています。
とはいえ中長期いける人は少ないよねとnextメンバーと話し、
だとしたら2,3日でも現地へ行ってボランティア活動する人のサポートが少しでもできたらとも話しております。

現地を知り、次のアクションへ

nextひろしまとしては、これまでdrinksひろしまで「feat竹原」とか「feat尾道」などの会を開催していたこともあり、普段の「drinksひろしま」の中で特に被害の大きかった地域を中心に会を開催していき、現地の状況を知り、次のアクションにつながるきっかけが作れたらと思っています。
まずは、7月のdrinksを尾道出身の徳山真吾氏のお店「尾道てっぱん家」で開催し、「尾道」の状況を伺う機会を作れたらと思います。 http://next-hiroshima.net/2018/07/15/drinks93/
まだいろんな思いが頭の中を錯綜しますが、まずは少しずつできることを。
和田徳之
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