広島にゆかりのあるnextな人をお迎えし、仕事内容や広島への思いを伺う「ひろし学び部」。第3回目のゲストは、編集者の廣川淳哉さんです。実は廣川さん、「MAZDA」の書籍「MAZDA DESIGN」の編集や、アンデルセングループのデニッシュプロジェクトを手掛けるなど、広島と深〜い関わりのある方。廣川さん自身も広島県福山市のご出身です。
そんな広島と強い絆で結ばれている廣川さんに、仕事において大切にしていることや今気になっているメディアなど、さまざまなことをお伺いしました。
廣川淳哉(ひろかわ・じゅんや) 編集者
「日経デザイン」「AXIS」「Hanako」などの雑誌や「
みんな、読み手との距離を縮め過ぎる。人は、興味のあることしか見ない。
――たくさんの企業とお仕事をされていますが、読み手に思いを届けるためにどんなことに気を付けていますか?
廣川:思いというか、
ーー確かに、興味がないと商品の詳しい説明や歴史までは読まないですよね。しかし仕事をお願いするクライアントはそこが最も伝えたい部分かなとも思ったりも……。「いや、説明や歴史は入れてほしい!」と言われるなど、意見が対立することもありますか?
廣川:うーん。対立することはあまりないですね。
ーー「始めから情報を詰め込み過ぎない」とのことですが、どのようにして読まれる、見てもらえる、ように工夫していらっしゃるのでしょうか?
廣川:最初は薄い接点で良いんです。その薄い接点を、
綺麗なものよりも、リアルなものに興味があります。
ーー多くの人が読みたくなる、見たくなるものには、きちんと理由があるんですね。そんなふうに、伝わるものを作り続けられる廣川さんから見て、最近スゴイなと思う広告やメディアはありますか?
廣川:綺麗なものや作り込んだ物って見慣れているし、
「仕事の達成感」は、最初の段階。終わった仕事は、 あまり振り返りません。
ーー「仕事の達成感」は、どんな時に感じますか?
廣川:やっぱり最初の設計の段階ですかね。本だったら台割、
『MAZDA DESIGN』日経デザイン/廣川淳哉 (著)
デザインを原動力にしてブランド価値を上げ、今なお進化を続ける同社のブランド戦略の全容に迫った1冊。ロードスターから最新ビジョンモデルまで、写真で振り返る「マツダデザインヒストリー」も必見!
無類のあんこ好き。やりたいのは各地のあんこを編集した「 あんこスタンド」
ーー 最後に、出版物に限らず廣川さんがこれから編集したいと思うものがあれば、教えてください!
廣川:なんだろう。うーん。あんこ屋さんかな。
ーー 今日は素敵なお話をありがとうございました!
トークイベント後は懇親会!アンデルセンの豪華なパンも登場
しっかり学んだ後は、参加者による懇親会を開催。広島ブランドショップTAUから送られてきたお酒やつまみを片手にワイワイ大盛り上がりしながら親睦を深めました。みんなとっても楽しそうです!
参加者から、「可愛い〜!」という歓声が挙がっていたのが、写真に写っているイッツサンドイッチマジックの「アニバーサリーシュープリーズ」。パンでできた(!)ふたを開けると、中には色とりどりのサンドイッチがぎっしり♪見た目も可愛いうえ、一口サイズなので立食パーティにはぴったりですね。
うつわになっているパンのフタ部分には、こんなデザインが施されていました。これはテンション上がります!
他にもご参加の豆菓子のイシカワ(鬼のお面が有名な)の石川社長からきなこ大豆や青きなこ黒大豆の差し入れもいただき美味しくいただきました!
さらに、株式会社アンデルセンサービスの礒部社長のご好意によりワインもふるまわれました!こちらの白ワイン「幸」は、広島県の北広島町にあるアンデルセンファームで収穫されたぶどうで作られたもの。フルーティで飲みやすく、アンデルセンのパンとの相性も抜群でした。
第3回目の「ひろし学び部」も、学びの多い回となりました。次回はどんな素敵なお話を聞けるのでしょうか?第4回目の開催も、どうぞお楽しみに〜!
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