カープ

[コラム]カープ、リーグ連覇とその先へvol.2”今年のカープ”

 

今更今年のカープを振り返ってみると

あれよという間にカープの連覇マジックが1になっちゃいました!
実はこの間(というか、マジックが1桁になってから)、
個人的な本業の方が急に忙しくなり、日付を越えて仕事したりする日も
あったりして、なかなか追い付いていない中で、
「優勝いつだろね?」
「どこで観るの?」
「〇〇ら辺でカープ観れるお店知ってる?」
「コラム、次は更新いつ?超楽しみなんだけど」
みたいなことをひっきりなしに問い合わせも受けたりして、
ぜんっぜん!更新できなかったことをこの場を借りてお詫びいたします。
大変申し訳ございませんでした。

昨年のリーグ優勝は9月10日の82勝目でした。
今年は9月14日試合終了時点で83勝しており、勝率も殆ど一緒で、
去年と変わらない戦い方が出来ています。開幕前は
「黒田投手が抜けて、新井選手も年齢的にどうなるか分からない。
 ジョンソン投手や野村投手だって去年のように勝てるのか」なんて
言われてましたし、実際開幕してからジョンソンが不在になり、野村投手も
不調な時期もありました。ストッパーの中崎投手も抹消されるなど、
去年と違う戦い方を余儀なくされたのに、去年と同じくらい勝っている。
強いチームの証だな、と正直に思います。

 

今年のカープは去年以上にみんなが主役

こうして主力が不在の中、5月の連休明けに首位に居座り、交流戦も
全体の2位で勝ち抜け、そのままここまで来ている今年のカープ。
薮田投手や岡田投手といった勝ち頭が頭角を現し、
野手では昨年同様「タナキクマル」を筆頭に、離脱してしまいましたが
鈴木誠也選手や松山さん、新井さん、安部さんなどなど、
毎日色んな選手が活躍して勝っていく、これも強いチームの証ですよね。
交流戦の時にはバティスタ選手が鮮烈なデビューを果たしましたし、
本人曰く「クビ覚悟」で闘っていたという岩本選手も良いところで活躍してくれています。
去年は新井さんや鈴木誠也選手が目立ちましたけど、
今年はそれ以上に総力戦でみんなが主役なのではないかと思います。

今年も劇的な勝ち方をしている試合がいくつもあり、
記憶に新しいものばかりです。
中でも7月7日の神宮球場でのヤクルト戦は「七夕の奇跡」と語り継がれるようになる、
6点差をひっくり返す大逆転勝利でした。
この試合、観戦に行きましたが、本当に劇的で、試合後は知らないカープファンの
人たちともハイタッチを繰り返す、優勝したかのような雰囲気でした。

7月7日「七夕の奇跡」あの日の新井さんを思い出すだけでまだ涙出ます。

 

今年の連覇はそれ以上の思いがある

そしてこの「みんなが主役」というのは、
選手や首脳陣だけではなく、広島県民、広島出身で広島を離れている方々や
全国のカープファンも主役だな、という気が去年以上に強くなっています。
関東の球場はどこも半分近くが真っ赤に染まり、
先日のナゴヤドーム3連戦もカープファンの方が多かったという話も聞きます。
9月頭の神宮球場の試合後ヒーローインタビューでも松山選手が言っていました。
「どっちのホームか分からないくらい染めてくれてありがとうございます」
この声援は確実に選手に届いているんだな、と実感しました。

今年の残り試合も、相手チームを圧倒して、選手にどんどん届くよう
声援を送って送っていきたいな、と思います。

まずは連覇の胴上げ。
どこでどのような形で見届けるか、はっきりしないところもありますが、
昨年と同じように泣き、笑い、叫び、美酒に酔いしれたいものだと思います。

「晴れの暁 旨酒を酌み交わそう 栄冠手にする その日は近いぞ
 優勝かけて 優勝かけて 逞しく強く踊れ」

さぁ、37年ぶりのリーグ連覇へあと1勝!
そしてその先へ!がんばれカープ!!

[コラム]カープ、リーグ連覇とその先へ
vol.1「昨年の優勝と今年」
vol.2「今年のカープ」
vol.3「連覇達成!そして次のステージへ!」

参考リンク コラム:カープ、25年ぶり悲願へ(2016年コラム)
  1. vol.1「ぼくらのカープ、ぼくとカープ」
  2. vol.2「広島とカープ、ヒロシマのカープ」
  3. vol.3「1991年、ぼくらのカープ」
  4. vol.4「メイクドラマとBクラス低迷時代」
  5. vol.5「2013年CS初進出そして2016年・・悲願達成へ!!」
  6. 番外編「優勝!!」
writer紹介

稲見 健志(いなみ たけし)

広島市出生。本籍は広島県三原市。父親の仕事の関係上、熊本、京都、埼玉を転々とし、京都の大学を経て在京の広告会社勤務。生まれながらにしてカープファンであり、現在の実家も広島市安佐南区で帰省の目的は半分以上がカープ。関東の球場だけでなく、広島・マツダスタジアムでも団体観戦を組んだり、居酒屋を貸し切って観戦会を主催したりしている。昨年の9月10日リーグ優勝を東京ドームで目撃し、体の中に残っていた水分を全て涙に奪われてしまったが、今年も日本シリーズまでに水分を蓄え準備することにしました。

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