カープ

[コラム]カープ、リーグ連覇とその先へvol.1”昨年の優勝と今年”

 

昨年の優勝から今年が開幕して

広島東洋カープ、セリーグ連覇間近。
この歴史的快挙を疑う者は回りにいなくなるくらい、今年も快進撃が続いています。
セリーグでは12年から14年の巨人以来、
カープで振り返ると79年、80年以来となる連覇になりそうです。

去年2016年は日本シリーズで日本ハムに惜敗し、
惜しくも日本一とはなりませんでしたが、関東や他の地区でも視聴率や注目度は
ものすごく高く、日本ハムファンの方々から
「試合にはかろうじて勝ったけど、注目度では圧倒されて負けていた。広島が勝ったような
 雰囲気だった」と口を揃えて言われたのが印象的でした。
他のファンの方々からも「オバマ大統領が広島に行ったり、色々と広島の年だったなー」
と言われたりして、そこまで来るとなかなか気分の悪いものではありませんでした。

そしてきっと、カープファンもそうであったように思います。

今まで決して堂々と歩けるような感じではなかった関東の球場近辺でも
今年の試合では去年の優勝記念グッズをしっかりと身にまとい、
駅や街中を歩くシーンが目に付くようになりました。

関東でもカープファンが市民権を得たんだろう、
そんな風に感じる今年です。

 

開幕直後の大型連勝、逆転のカープ健在

2016年のオフ、広島では例年にないくらいのカープ特番が
目白押しでした。カープも優勝旅行に行くなどあったので、
手を変え品を変え、様々な番組が組まれ、自分自身も年末の帰省の時に
録り溜めしてもらっていた番組をこれでもか、というほど観ました。

優勝するとこんなに多いものなのか、笑っちゃうくらいでした。

けれど、その番組の中で幾度と流れる
9月10日東京ドームの胴上げシーン、姉と「何度見ても飽きないよね」
と言いながら何度も見たものでした。。

そして開けた2017年。今年も開幕しました。
開幕戦こそ落としたものの、第二戦目をサヨナラ勝ちしてから
あれよあれよと勝ち続け、10連勝した翌日の新聞の中には
「優勝確率100%」と煽られる程にまでなってしまいました。

他球団ファンの方からすれば
「何やねん、今年も広島かよ、おもんねーわ」と思われたことでしょう。
しかし、当のカープファンはそんなこと微塵も感じていないと思います。
だって、まだ10試合ちょっと、この先
・鯉の季節まで
・鬼門の交流戦
・夏場の乗り切り方
ここまでどうなるか分かりませんから。

今年のゴールデンウィークも中日戦での逆転勝ちを堪能させて頂きました。
GWの広島観戦は順位関係なしに楽しめて、だいたい晴れるし、
解放感からも最高な雰囲気です。人が集まるのもうなずけます。

 

今年の連覇はそれ以上の思いがある

先にも書きましたが、去年リーグ優勝はしましたが
同時に忘れ物も去年置いていきました。
球団スタッフ、首脳陣、選手の中にも、今年ここまで戦えている
モチベーションはそこにあり、そこにしかないだろう、くらいに思っています。
鈴木誠也選手の離脱は残念ではありますが、だからこそ誠也のためにも、
の思いを胸に戦ってくれているはずです。

リーグ優勝に向けてあと2回、このコラムを更新させて頂くこととなりました。
去年同様に読み辛い部分もあるかと思いますが、
お付き合い頂ければ幸いです。

[コラム]カープ、リーグ連覇とその先へ
vol.1「昨年の優勝と今年」
vol.2「今年のカープ」
vol.3「連覇達成!そして次のステージへ!」

参考リンク コラム:カープ、25年ぶり悲願へ(2016年コラム)
  1. vol.1「ぼくらのカープ、ぼくとカープ」
  2. vol.2「広島とカープ、ヒロシマのカープ」
  3. vol.3「1991年、ぼくらのカープ」
  4. vol.4「メイクドラマとBクラス低迷時代」
  5. vol.5「2013年CS初進出そして2016年・・悲願達成へ!!」
  6. 番外編「優勝!!」
writer紹介

稲見 健志(いなみ たけし)

広島市出生。本籍は広島県三原市。父親の仕事の関係上、熊本、京都、埼玉を転々とし、京都の大学を経て在京の広告会社勤務。生まれながらにしてカープファンであり、現在の実家も広島市安佐南区で帰省の目的は半分以上がカープ。関東の球場だけでなく、広島・マツダスタジアムでも団体観戦を組んだり、居酒屋を貸し切って観戦会を主催したりしている。昨年の9月10日リーグ優勝を東京ドームで目撃し、体の中に残っていた水分を全て涙に奪われてしまったが、今年も日本シリーズまでに水分を蓄え準備することにしました。

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